我ら鈴木青春部☆☆
東は白衣のポケットに手を入れた。

「んー。俺、今科学部の顧問してるからなぁ…」

「兼任はできないんですか?」

眼鏡をくいっと中指で押し上げた慎一。

東は三人の生徒を見た。

どの生徒の目も輝いている。(どうしてもぐうたらした部活を立ち上げたいだけ)

「…何の部活をするか決めたら引き受けてあげるよ」
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