我ら鈴木青春部☆☆
達也の言葉に反論しようと口を開いたそのとき、慎一が教室に戻ってきた。

「決まった?」

冬覇はまるで犬のように慎一に駆け寄った。

「うん!鈴木青春部!!」

どうせ慎一も反対するに決まっている。

「いいよ」

「え!?」

予想外の返答に声を上げたのはもちろん達也。

「いいのかよ!」

「どうせまともな部活じゃないんだし」
< 26 / 168 >

この作品をシェア

pagetop