我ら鈴木青春部☆☆
「んで?二年生の誰?」

二人は慎一の顔をじっと見つめて答えを待つ。

「それが…わからないんだ」

期待していた二人は拍子抜けした。

冬覇にいたってはくわえていたチュッパチャプスが喉に刺さり、もがいている。

「わからないって何で?」

そんな冬覇を尻目に話を進めようとする達也。

「その人とは話したこともないんだ…」

慎一も冬覇を無視して話し始めた。
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