我ら鈴木青春部☆☆
あまりにイメージとかけ離れていたエンジェルの姿に達也は呆然。

慎一は目を見開いている。

「で?あたしに何か用?」

「あ…えと。香奈に俺らの部活に入ってほしいって…あいつが」

まるで嫌なものをなすりつけるかのように冬覇は慎一を指差した。

「へえ。あんたが?」

香奈は慎一の顔をまじまじと眺めた。

「あんた、うちのこと好きなん?」
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