九月一日〜朝から晩まで~


だが犯罪者の方がマシだった、
とでも言いたげだ。

彼女は悲しげに、肩を落とした。

「なぁ…
もっと楽しいところ、行かね?」

人波に押され、
二人でその列車に乗り込んだ。









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