親友だから 【 短編小説 】







由実にだけ、「死」の運命を辿らせない。





































「………………由実、待ってて。今そっちに行くから」




































ひとりにはしないよ。










私は、家のキッチンに置いてある包丁を手に持ち、








首を思いっきり切り裂いた。
















赤く染まる身体。













私はその場で倒れ込む。























ーーー由実。












ダイスキーーー




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