暴走族の姫 Ⅱ
月冴side




月冴「悠!?悠?気を失っちまったか…。」
















悠は歳に似合わぬ壮絶な体験をしている。















それに比例して、考え込むような顔はとても20歳も超えてない女の顔とは思えないものだった。














珠兎「兎に角、ベットに寝せてきたらどうだ?矢張り、一ヶ月で完全に回復するのは悠にとっては酷だったか…。」



















月冴「あぁ…。悠の心からの笑顔をを俺は当分見てない気がするよ…。」
















そう呟かずにいはいられないかった。
















悠をベットに運んだのは蘭で、本当に蘭には感謝している…。















本当に優しい奴だと思う。
















ピリリリリリリリリリリリリ














珠兎「おい。お前の携帯鳴ってる。」
















その言葉で俺は我に返り、その電話をとった。















「お久しぶりです…。月冴さん。優喜です。」













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