あなたには後悔しないでほしいから
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「あの、私、お弁当あるから…
ラーメンは…いいんです…」
「俺には、『お弁当なんて飽きたーーー
ラーメン食べたいーーー』って顔に見えたけど?」
そんな私の気持ちが見透かされてたなんて…
というかこの人誰…?
身長高くてめっちゃイケメン
でも髪の毛は金髪で
ピアス数えただけで7個空いてるし
アーティストみたいな不思議な服装
ベレー帽系男子…
私が関わったことない人種。
そしてこれから関わることもない人種。
知世もこういう人たち興味ないだろうし…
めんどくさいやつに絡まれちゃったなぁ…
「そーいえばいい忘れてた。
俺、知世の友達。よろしく。」
「…は?」