うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
楽しみすぎて鏡に映る自分の顔は、ニヤけている。けれどニヤけたっていいよね。
だって私は副社長と付き合っているんだから。今がとっても幸せ。素直な気持ちを我慢しなくてもいいよね。
「……あっ、時間!」
ハッとし時計を見ると、そろそろ副社長が迎えに来てくれる時間。慌てて準備をし、「出かけてくる」と言っただけでデートだと察知した家族に見送られ家を出た。
外に出るとまだ彼の車はない。今日は待たせず済んでホッとしていると、ちょうどタイミングよく見慣れた車が私の前で停車した。
そしてすぐに運転席から降りてきたのは副社長だった。
「おはよう、日葵」
「おはようございます」
こうしてゆっくりと会うのは一週間ぶり。だから妙に緊張して、会社で挨拶するかのように丁寧に一礼しちゃうと、彼はクスクスと笑った。
「こら、今は会社じゃないんだぞ?」
そう言って頭をコツンとする彼に胸がキュンと鳴る。
だって私は副社長と付き合っているんだから。今がとっても幸せ。素直な気持ちを我慢しなくてもいいよね。
「……あっ、時間!」
ハッとし時計を見ると、そろそろ副社長が迎えに来てくれる時間。慌てて準備をし、「出かけてくる」と言っただけでデートだと察知した家族に見送られ家を出た。
外に出るとまだ彼の車はない。今日は待たせず済んでホッとしていると、ちょうどタイミングよく見慣れた車が私の前で停車した。
そしてすぐに運転席から降りてきたのは副社長だった。
「おはよう、日葵」
「おはようございます」
こうしてゆっくりと会うのは一週間ぶり。だから妙に緊張して、会社で挨拶するかのように丁寧に一礼しちゃうと、彼はクスクスと笑った。
「こら、今は会社じゃないんだぞ?」
そう言って頭をコツンとする彼に胸がキュンと鳴る。