うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
番外編『正しい結婚式のススメ』
「招待状に座席表、それに引き出物に、テーブルフラワー……あと料理も決めないと」
ブツブツと呟きながら、テーブルにスケジュール帳を広げ、これからやらなくてはいけないことを書き出していく。
廉二郎さんと結納を交わして半年。いよいよ彼との結婚が現実味を帯びてきた。
社長ご指定の大安吉日に式場の予約を取り、結婚式に向けて準備がはじまったわけだけど……。
初回の打ち合わせで、プランナーさんに今後の大まかな予定を聞き、頭の中が真っ白になった。
とにかくやること、決めることが山のようにある。仕事をしながら同時進行ですることができるだろうか……。
書き出したスケジュール帳と睨めっこしていると、眉間を指で押された。
「ここ、皺が寄っているけど?」
「……えっ!」
そう言いながら私の隣に腰を下ろしたのは、お風呂上がりの廉二郎さんだった。
「そんなに難しい顔をしてどうしたんだ? なにかあった?」
「えっと……今後のことを考えていたら、頭が痛くなりまして……」
ブツブツと呟きながら、テーブルにスケジュール帳を広げ、これからやらなくてはいけないことを書き出していく。
廉二郎さんと結納を交わして半年。いよいよ彼との結婚が現実味を帯びてきた。
社長ご指定の大安吉日に式場の予約を取り、結婚式に向けて準備がはじまったわけだけど……。
初回の打ち合わせで、プランナーさんに今後の大まかな予定を聞き、頭の中が真っ白になった。
とにかくやること、決めることが山のようにある。仕事をしながら同時進行ですることができるだろうか……。
書き出したスケジュール帳と睨めっこしていると、眉間を指で押された。
「ここ、皺が寄っているけど?」
「……えっ!」
そう言いながら私の隣に腰を下ろしたのは、お風呂上がりの廉二郎さんだった。
「そんなに難しい顔をしてどうしたんだ? なにかあった?」
「えっと……今後のことを考えていたら、頭が痛くなりまして……」