うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
「さすが夫婦になる仲だ。息ぴったりじゃないか」
愉快そうに笑う社長に、同席していたプランナーさんは苦笑い。すると廉二郎さんは、ジェスチャーで「ごめん」と謝ってきた。
そんな彼に首を横に振る。
廉二郎さんには悪いけれど、社長に振り回されるのには慣れているから。
「ところでウエディングドレスはここ以外にもあるのかな?」
「あ、はいこちらに」
プランナーさんに案内され、別室に向かう社長。すると廉二郎さんはまじまじと私のドレス姿を眺めはじめた。
照れ臭くなりながら「どうでしょうか?」と尋ねると、廉二郎さんは頬を緩ませた。
「最高に似合っている。……綺麗だよ」
「廉二郎さん……」
『綺麗だよ』だなんて、照れるではありませんか。
「でも父さんじゃないけど、少し露出しすぎじゃないか?」
「……そう、でしょうか?」
自分の姿を見ながら首を傾げる。そもそもドレスって、これくらい露出するものじゃないの?
すると廉二郎さんは顎に手を当て、真面目な顔で言う。
「それに他の男に見せたくないから、他のドレスにしてくれないか?」
愉快そうに笑う社長に、同席していたプランナーさんは苦笑い。すると廉二郎さんは、ジェスチャーで「ごめん」と謝ってきた。
そんな彼に首を横に振る。
廉二郎さんには悪いけれど、社長に振り回されるのには慣れているから。
「ところでウエディングドレスはここ以外にもあるのかな?」
「あ、はいこちらに」
プランナーさんに案内され、別室に向かう社長。すると廉二郎さんはまじまじと私のドレス姿を眺めはじめた。
照れ臭くなりながら「どうでしょうか?」と尋ねると、廉二郎さんは頬を緩ませた。
「最高に似合っている。……綺麗だよ」
「廉二郎さん……」
『綺麗だよ』だなんて、照れるではありませんか。
「でも父さんじゃないけど、少し露出しすぎじゃないか?」
「……そう、でしょうか?」
自分の姿を見ながら首を傾げる。そもそもドレスって、これくらい露出するものじゃないの?
すると廉二郎さんは顎に手を当て、真面目な顔で言う。
「それに他の男に見せたくないから、他のドレスにしてくれないか?」