高嶺の花×高嶺の花
少し走ったところで止まって

"じゃあわたしはここで!"
と少しだけ微笑んで行ってしまった

外見といえばどっからどう見ても
地味な女だった
お世辞でも今時の女とは言えない
ましてや俺のタイプでもなんでもない

もう一度言うが俺は女が嫌いだ

なのに…なのに俺は…

彼女に一目惚れしてしまったのだ
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