先生を堕ろさせる会
給食後の昼休み、保線室から連絡があった。

それは、担任の小村が体調を崩したということだった。

光留は、ミョウバンのせいだと確信した。

でも、口止めをされている以上、むやみには言えない。

けれども、言わないのには罪悪感がある。

光留は迷った末、級長へ報告することにした。
< 14 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop