先生を堕ろさせる会
光留が謎の塊を見せられた次の日、小村が朝のホームルームで言った言葉に、彼は衝撃を受けた。
「昨日、私の車に白いガムみたいな物が付いていました。何か知っている人は言ってください」
確実に、昨日の物だろう。
彼は、あのネチョネチョのガムやらを混ぜたものを、小村の車に付けたのだ。
光留は先生に言おうと、ホームルームが終わると立ち上がった。
が、後ろから肩を掴まれ、その間に小村は教室を出て行ってしまった。
光留が振り向くと、例の彼だった。
「おい、本間。絶対に言うんじゃねえぞ」
ドラマの犯人役のような、影を持った顔で迫られ、光留は首を縦に動かすしか無かった。
「よし、分かればいいんだ」
彼はまた、不気味笑みを浮かべて席に戻って行った。
「昨日、私の車に白いガムみたいな物が付いていました。何か知っている人は言ってください」
確実に、昨日の物だろう。
彼は、あのネチョネチョのガムやらを混ぜたものを、小村の車に付けたのだ。
光留は先生に言おうと、ホームルームが終わると立ち上がった。
が、後ろから肩を掴まれ、その間に小村は教室を出て行ってしまった。
光留が振り向くと、例の彼だった。
「おい、本間。絶対に言うんじゃねえぞ」
ドラマの犯人役のような、影を持った顔で迫られ、光留は首を縦に動かすしか無かった。
「よし、分かればいいんだ」
彼はまた、不気味笑みを浮かべて席に戻って行った。