[完] 空に希望を乗せて [長編]
頼み事は…
「おつかれ✌」
晴輝くん。帰宅するとソッコーメッセージがくる。
「おつかれさん😊」
「俺、勝ったよ。3位😁✌」
うわ…ニヤって笑ってる絵文字になんかきゅんとするんだけど。私は緩んだ口元をきゅっと引き締める。
「すごい!私は10位タイ〜」
「でも勝ったんだろ?1回は。」
「うん、1回戦だけね」
「お、なら契約成立。」
「ん?」
「頼み事!」
「あ〜あ!」
「お前からいいよ。」
「んー…じゃあね、」
緊張するー。心臓がバクバクいって、血の流れを感じる。
「私の事、茉夏って呼んでほしい。」
「おぅ!わかった!茉夏な!おっけぃ👍」
「じゃあ晴輝くんの頼み事は?」
「俺はな…」
「うん。」
「・・・。やっぱいいわ!俺が納得いかね!いつか俺が1位なったら言うわ!」
「え〜気になるじゃん」
「内緒だよー」
「(๑˘・з・˘)むぅ」
「あ、その顔文字可愛い😂」
「(ゝω・)にゃは☆」
「爆笑😂やっぱまな面白いわ!」
「そうかな〜」
「俺はお前の性格好きだけどな笑」
「そうかー?」
「おう笑」
あーもー無意識なんやろけど好きとか言うな!照れるじゃん。耳の端まで熱い。そして無意識なんだろうな、って分かるとこが悲しい。あたしのこと「おんなのこ」として見てくれてるのかな…。
晴輝くん。帰宅するとソッコーメッセージがくる。
「おつかれさん😊」
「俺、勝ったよ。3位😁✌」
うわ…ニヤって笑ってる絵文字になんかきゅんとするんだけど。私は緩んだ口元をきゅっと引き締める。
「すごい!私は10位タイ〜」
「でも勝ったんだろ?1回は。」
「うん、1回戦だけね」
「お、なら契約成立。」
「ん?」
「頼み事!」
「あ〜あ!」
「お前からいいよ。」
「んー…じゃあね、」
緊張するー。心臓がバクバクいって、血の流れを感じる。
「私の事、茉夏って呼んでほしい。」
「おぅ!わかった!茉夏な!おっけぃ👍」
「じゃあ晴輝くんの頼み事は?」
「俺はな…」
「うん。」
「・・・。やっぱいいわ!俺が納得いかね!いつか俺が1位なったら言うわ!」
「え〜気になるじゃん」
「内緒だよー」
「(๑˘・з・˘)むぅ」
「あ、その顔文字可愛い😂」
「(ゝω・)にゃは☆」
「爆笑😂やっぱまな面白いわ!」
「そうかな〜」
「俺はお前の性格好きだけどな笑」
「そうかー?」
「おう笑」
あーもー無意識なんやろけど好きとか言うな!照れるじゃん。耳の端まで熱い。そして無意識なんだろうな、って分かるとこが悲しい。あたしのこと「おんなのこ」として見てくれてるのかな…。