[完] 空に希望を乗せて [長編]
初デート??
「ね、茉夏明日ひま?」
「うん!ひまだよ〜」
急にメッセが来る。
「じゃあ出かけね?4枚水族館のチケットもらってさ、誰か誘える?」
「うん!きいてみる!」
うわ、は、初デート?!美結のカップル誘おっかな。
「ねぇ美結〜明日ひま?」
「うんー暇ー」
「じゃあ水族館いかない?こうちゃんもさそって💕」
「ちょ、え?笑」
「Wデート❤️」
「じゃ、茉夏も?」
「v(^_^)v」
「いーよ!誘う〜」
うわぁ、たのしみー
「ね、茉夏今日うち来ない?泊まってよ〜
今日家に1人なんよ」
「うわ、まじか!いいの?」
「うん!」
うわ、幸せすぎて怖い。
「えっと、お邪魔します…。」
「どーぞどーぞ!」
うわ、広いー
「荷物ここおいてね?」
「はーい!」
正直、お泊まりは初めて。そわそわする。
「茉夏って布団派?ベット派?」
「布団やな」
「まじかー布団って楽?」
「うん!地面についてる感じ」
くくっと笑う。
それからあっという間に時は経ち、夜。私達は恋バナに花を咲かせて寝るのが随分と遅くなってしまった。それからだんだん怖い話になってきて、気づけば私が落ちていたらしい。
朝。
「ねぇ茉夏ぁ!昨日茉夏のお陰で寝れなかったんだからねー??」
「あ、ごめんごめん。」
「美結って怖い話ダメなの?」
「むり!」
「まじかー意外!」
「えぇ…。」
「まあ行こうよ!」
「うん…。」
「お待たせ!」
待ち合わせ場所には二人とも来ていた。ばっと顔が赤くなったのが分かる。ちょっとだけおしゃれしてきたんだよね。美結はそうゆうのにも詳しかった。
「いこっか」
「うん…。」
お互い雰囲気を出してみる。どきどきしてきた。今日の晴輝くん、一段とかっこいい。あぁ好きだなってふと思う。
「うわぁ綺麗…!」
その景色は「綺麗」という漢字そのもののような、繊細で、美しい、そんな感じ。
それからイルカショー、ペンギン、トド、アザラシなんかを見て、あっという間に6時過ぎ。
「はやいねぇ…」
「ホントそれな」
4人でとったプリを見つめながら私達は話す。晴輝くん、かっこいいなぁ、なんてね。あー1人でメッセの内容思い出してはキュンキュンして悶えてるなんて絶対誰にも言えない!
「茉夏、送るよ!」
「いいの?」
「いいよ!な?」
「おぉ、俺もみゆー送るし」
「そっか」
私は美結と顔を合わせてははにかむように笑う。うちら幸せだね、なんて。
「じゃあね、ばいばーい 」
「ばいはい!」
「また明日ー」
「いよいよ来週だね…」
「それなー早かったねぇ」
そう、郡市大会は来週に迫っているのだ。 「初戦敗退はしたくないなー」
「みんなそうでしょ」
ふふっと笑うが、
「そじゃなくて、すこしでもたーくさん試合したいなってこと。中学のときバドミントン部に親友がいたの。その子があんまり強くなくて、大会で初戦敗退しちゃったんだって。その子が言うには「大会で初戦敗退はもちろん悔しいけど、後悔ない試合が出来て良かった。ただ、もう少しだけ試合がしたかった」って。今も多分バドミントンしてるんじゃないかなー」
「・・・。精神成長してるねぇ。なんて子?」
「中村香恋」
「あ、知ってる!この間ミックスダブルスで戦ったわ。」
「まじで??」
「うん、こっちは男子ダブルスだったけど、強かったよ〜!南京だったかな?」
「香恋…。」
「茉夏も頑張れよ」
頭をぽんと叩かれる。それと一緒に心臓も弾む。
「ありがとう!晴輝もね」
「おう。」
「じゃあな」
「うん」
気づいたらもう、家に着いていた。
「うん!ひまだよ〜」
急にメッセが来る。
「じゃあ出かけね?4枚水族館のチケットもらってさ、誰か誘える?」
「うん!きいてみる!」
うわ、は、初デート?!美結のカップル誘おっかな。
「ねぇ美結〜明日ひま?」
「うんー暇ー」
「じゃあ水族館いかない?こうちゃんもさそって💕」
「ちょ、え?笑」
「Wデート❤️」
「じゃ、茉夏も?」
「v(^_^)v」
「いーよ!誘う〜」
うわぁ、たのしみー
「ね、茉夏今日うち来ない?泊まってよ〜
今日家に1人なんよ」
「うわ、まじか!いいの?」
「うん!」
うわ、幸せすぎて怖い。
「えっと、お邪魔します…。」
「どーぞどーぞ!」
うわ、広いー
「荷物ここおいてね?」
「はーい!」
正直、お泊まりは初めて。そわそわする。
「茉夏って布団派?ベット派?」
「布団やな」
「まじかー布団って楽?」
「うん!地面についてる感じ」
くくっと笑う。
それからあっという間に時は経ち、夜。私達は恋バナに花を咲かせて寝るのが随分と遅くなってしまった。それからだんだん怖い話になってきて、気づけば私が落ちていたらしい。
朝。
「ねぇ茉夏ぁ!昨日茉夏のお陰で寝れなかったんだからねー??」
「あ、ごめんごめん。」
「美結って怖い話ダメなの?」
「むり!」
「まじかー意外!」
「えぇ…。」
「まあ行こうよ!」
「うん…。」
「お待たせ!」
待ち合わせ場所には二人とも来ていた。ばっと顔が赤くなったのが分かる。ちょっとだけおしゃれしてきたんだよね。美結はそうゆうのにも詳しかった。
「いこっか」
「うん…。」
お互い雰囲気を出してみる。どきどきしてきた。今日の晴輝くん、一段とかっこいい。あぁ好きだなってふと思う。
「うわぁ綺麗…!」
その景色は「綺麗」という漢字そのもののような、繊細で、美しい、そんな感じ。
それからイルカショー、ペンギン、トド、アザラシなんかを見て、あっという間に6時過ぎ。
「はやいねぇ…」
「ホントそれな」
4人でとったプリを見つめながら私達は話す。晴輝くん、かっこいいなぁ、なんてね。あー1人でメッセの内容思い出してはキュンキュンして悶えてるなんて絶対誰にも言えない!
「茉夏、送るよ!」
「いいの?」
「いいよ!な?」
「おぉ、俺もみゆー送るし」
「そっか」
私は美結と顔を合わせてははにかむように笑う。うちら幸せだね、なんて。
「じゃあね、ばいばーい 」
「ばいはい!」
「また明日ー」
「いよいよ来週だね…」
「それなー早かったねぇ」
そう、郡市大会は来週に迫っているのだ。 「初戦敗退はしたくないなー」
「みんなそうでしょ」
ふふっと笑うが、
「そじゃなくて、すこしでもたーくさん試合したいなってこと。中学のときバドミントン部に親友がいたの。その子があんまり強くなくて、大会で初戦敗退しちゃったんだって。その子が言うには「大会で初戦敗退はもちろん悔しいけど、後悔ない試合が出来て良かった。ただ、もう少しだけ試合がしたかった」って。今も多分バドミントンしてるんじゃないかなー」
「・・・。精神成長してるねぇ。なんて子?」
「中村香恋」
「あ、知ってる!この間ミックスダブルスで戦ったわ。」
「まじで??」
「うん、こっちは男子ダブルスだったけど、強かったよ〜!南京だったかな?」
「香恋…。」
「茉夏も頑張れよ」
頭をぽんと叩かれる。それと一緒に心臓も弾む。
「ありがとう!晴輝もね」
「おう。」
「じゃあな」
「うん」
気づいたらもう、家に着いていた。