貴方だけの…



しばらくの無言の間に何とか心を落ち着かせ、

「大丈夫、だけどどうして?」

そう聞けた。



すると河村君は、

「いや、いつも本読んでるのに

さっきから机に突っ伏してるもんだから

ちょっと心配になって。」



その言葉に私はますます動揺する。


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