お嬢様、今夜も溺愛いたします。
そっと両手でお湯をすくえば、ぽたぽたと落ちていく音が浴室内に響く。
足も、腕も、首も。
身体全体をぴかぴかにした。
なんか期待してるみたいで恥ずかしい……
一応だよ、一応!!
もしね、もしもの場合のことを考えた時に、
汚い?よりかは、綺麗な方が絶対いいし……
なんてこんなことを考えてる時間が1番恥ずかしいかもしれない。
ああーっ!もう!!
どうしよ!!
ぬぉぉーーーーっ!!!!
ほっぺたに両手を当てて足をバタバタさせていると。
「お嬢様」
「はいっーー!?」