貴方が全て



それから僕は学校へ通うのを辞めた。

自室にこもってただひたすら

君への想いをノートに綴る。



まるで交換日記のような。

まるで手紙のような。

でもどちらとも違うのは、届く宛がないということ。



別に届かなくていい。

僕の中にこんな想いがあったということ、

それが目に見えて分かればいい。


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