強引な副社長との政略結婚は甘すぎます
その後何かを多少話をしたけど、正直頭には入らなかった。

結婚?私が?いきなり知らない人と?家の為?
うちってそんな政略結婚なんてするような家柄だった?

ぼんやりと見慣れた自分の部屋のベッドに、頭から飛び込んで布団を頭から被った。
うん!寝よう!明日になれば夢だったとかあるかもしれない!

ギュッと目を瞑り、頭からさっきの話を忘れようと努力する。
けど……そんな努力むなしく全く眠くならない。
はあ……。
大きく息を吐いてむくりと身体を起こして、私はベッドに座って高くない天井を見上げた。

なんだったの?
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