片思い終着駅
「あのっ先ぱ…」
…先輩じゃなかった。歳は1つ上だけど、同学年。
「あのっ永田くんは…「つばさでいいよ。」
わたしの言葉を遮られた。
「つばさって呼んでいいから。」
…そんな名前を呼び捨てだなんて、レベルが高すぎる。
「…慣れるまで永田くんで…」
「そこは曲げないのね笑」
とびっきりの笑顔で笑ってる永田くん。
わたしもつられて一緒に笑う。
この日からわたしたちは、友達になりました。
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