片思い終着駅


「じゃあ、俺、またアルバイトがあるから、ここで。気を付けて帰るんだよ?」

つばさくんと駅で別れた。

お仕事前の大事な時間をわたしに費やしてくれた。感謝でしかない。

「じゃあね、また明日!」

つばさくんに手を振り、わたしは目的地へと向かった。


電車に揺られること、20分。
目的地の大きなショッピング街に着いた。

よっし!さっき牧田さんに教えてもらったコスメを買うぞ〜!

ルンルンで街を歩くわたし。


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