儚い記憶
夜は蝶になる
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タバコの煙、におい、向けられた背中。
床に散らばった割れたお皿の破片。
ふとしたときに見せるあなたの優しさ。

私の世界はそれが全てだった。


もしも、君と出逢っていなかったら今もきっとそんな世界の中で1人寂しく取り残されていたのかな。

もしも、君と出逢っていなかったらこんな暖かい感情が自分にもあるんだって気づくことができなかったのかな。


大げさかもしれないけれど、出逢えたことは『運命』って思わせてね。



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