最恋 ~あなたを知って~
「なにー晴」
「まあまあ、そんな怒んなって」
お腹すいてるのもあってか少しイライラしてたのが晴にはわかったみたいで
「さすがよくわかったね、用件はやくー」
「だから急ぐなって(笑)」
そう晴は言うけど...こっちはまだ食べてないんだっての
結局登校中コンビニに寄る時間もなくて朝から何も食べてない、
うぅ、死にそう。
死にかけの私をみて笑う晴。くそ、、
「用件はよ!!」
怒ってみても晴には効かず笑われるだけ
...........。

ひと通り笑った晴はやっと用件を言い始めた
「まあ...面倒くさがりのお前に頼む事じゃないのはわかってんだけど、、さ?」
ききたくない続き。(笑)
「サッカー部のマネージャー、してくんね?急にひとりやめちゃってマネージャーいないのきついんよ」
.....。は?
あーそういや周也もマネージャーがやめたとかなんとか言ってた気もする、
「え、私に言ってる?」
「お前以外誰がいんの(笑)まあ、考えてみて、ほんとにお願い。部活1回見に来いよ」
うーん、する気ははっきり言ってないけど...周也もいるしみにいくだけいってみるか、由麻でも誘って
「まあ 見にだけ行ってみるよ」
「まじで!ありがとな!!」
見るからにホッとした顔をしててなんか笑ってしまう
...やっぱ晴は顔に出やすいなあ(笑)
「するとはいってないからね」
「わかってるって!じゃあまた!とめてごめんな!」
そう言って友達の元へ走っていった
ほんとにわかってんのか...?
それよりお腹空いたしはやく由麻たちのとこ戻ろーっと。
< 5 / 13 >

この作品をシェア

pagetop