プロポーズは突然に。





「おまえは誰のものなのか分からせるために何度でも体に刻んでやろう」

「…っ……」

「一生おまえを離さない。地獄の果てまででも追い掛ける」





―――吐息に熱を孕ませながら紡がれる狂気な言葉。


私はそれをどんな愛の言葉よりも


甘く感じて…感情を昂らせているんだ。




< 137 / 370 >

この作品をシェア

pagetop