生徒だけど寮母やります!3
「「アイオーーーー!!」」
もう一度繰り返すが、まさか彼まで女体化してくれるなんて
感動の声を出す咲夜と市河にギョッとしつつ、有姫が「誰!?」と指を指す
「ここで2週間謹慎することになった妖術科の相生君だよ」
「うちの謹慎プリンセス。略して謹プリ」
景、続いて咲夜の説明に納得したかどうかは定かではないが、「はー」と腕を組んで首を傾げた有姫は
「謹慎って意味わかってる?」
とまともな事を言いだした
「まぁわかってるも何も、ついこの前まで身を以て体験してたものね」
「あはは、うん.....でも今回の件は____」
彼が悪いのは飲酒だけ
そしてその何十倍何百倍も、生徒を守るべき教師達が悪かった
景は真面目な事を言おうとして、今の明るい雰囲気を壊しそうで口を噤む
「なんでもない。今回は寮母特例かな!」