しょーとしょーと
やばい、やばすぎる。
次はどんな妄想をしようか、考えるだけでにやけてくる。
と、そこで、家の近所のコンビニが目に入った。
「そうだ、今日発売の雑誌が欲しいんだった」
永実はコンビニに寄っていくことにした。
「いっらしゃいませー」という声に迎えられて店に入る。
どうやらお客さんは他にいないようで、ガランとしていた。
まっすぐ雑誌売り場に向かうと、永実は買う雑誌とは違う雑誌の立ち読みを始めた。
なんだか平和だ。
永実は昨日見たニュースを思い出した。
どこかのコンビニに強盗が押し入ったとか。
そんなことが起こりそうにない。
本当にそんなことがどこかであるものなんだろうか?