しょーとしょーと

「よろしく」

「こ、こちらこそ……!」


嬉しくて頬を赤く染める副島を見ていたら、柴犬やお尻なんてのはよくわからないけど、

副島を見てるのはありかもな、と思える。


暇つぶしにはなりそうだ。


そう思って笑っていたら、副島が急に慌てだした。


「あ、嘘です、二人じゃないです!」


「は?」


六回目。

「担任の先生が顧問なんですけど、先生も柴犬のお尻にメロメロらしくて、活動にいつも付き合ってくれるので、三人です!」



(柴犬のお尻愛好会、終わり)

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