しょーとしょーと
レーナは虹を作る仕事で出遅れてしまうことを説明した。
すると、サンクは顔を歪ませながら、「かわいそうに……」とレーナの翼を撫でた。
「あ、あの?」
どうして撫でられるのかわからず、レーナは首を傾げた。
「次は出遅れることのないようにおまじないだよ」
「ありがとうございます」
「がんばって」
「はい!」
慰めてもらって気持ちが浮上したレーナは、レイダスや虹の妖精のみんなと暮らしている神殿に戻った。