season
大学時代の同級生で教師になった奴と、半年くらい前に飲みに行った時のこと。




そいつが、生徒と内緒で付き合ってるって言った時は、本当に驚いた。




だけど、どこかで他人事のように聞いていた。




自分にはあり得ないことだから、と。




生徒である時点で、恋愛対象から外せばいいだけのこと。



それだけのことだ…と。







でもさ。




ナツとの出会い方、あれは反則だろお?






あの日、携帯を失くして焦って電話したら…




電話に出てくれたのが、透き通った綺麗な声の持ち主で。






急いで公園に向かうと、想像していた以上に綺麗な子がベンチに座ってて。





柄にもなく、これは運命だ!なんて思っちゃったんだよな。



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