人工知能な女の子
ススキ
次の日僕は学校を遅刻した。
休み時間友人が声をかけてきた。「最近早いなーと思ってたら今日は遅刻か!相変わらずだなー」
自慢じゃないが、僕は友人が少ない。そのうちの一人がこいつ、ススキだ。
「おう、スズキ。」
「スズキじゃねえ。ススキだ。それよりなんだ、学校に早く来るのはもうやめたのか?」
「悪い悪い。いや、やめたわけじゃなくて色々事情があるんだよ。」
僕がそれとなく濁すとススキは
「なんだ色々って、お前朝から何かするタイプじゃねえだろ。」
と掘り下げようとしてくる。
良い奴である事は間違いないのだが、いかんせん空気が読めないところがある。
いくら彼が気の置けない友人であったとしても、放課後センカを遊びに誘ったら断られたから朝教室で2人だと気まずいかなー、なんて考えてたら遅刻したとは言えない。
その後なんとかススキを撃退しセンカに声をかけるタイミングを伺っていた。
3時間目が終わった休み時間その日センカは日直のようで、授業で使った教材を準備室に片付けて置くように頼まれていた。
ここしかないと思い「僕に手伝わせてよ」とセンカに声をかけた。
休み時間友人が声をかけてきた。「最近早いなーと思ってたら今日は遅刻か!相変わらずだなー」
自慢じゃないが、僕は友人が少ない。そのうちの一人がこいつ、ススキだ。
「おう、スズキ。」
「スズキじゃねえ。ススキだ。それよりなんだ、学校に早く来るのはもうやめたのか?」
「悪い悪い。いや、やめたわけじゃなくて色々事情があるんだよ。」
僕がそれとなく濁すとススキは
「なんだ色々って、お前朝から何かするタイプじゃねえだろ。」
と掘り下げようとしてくる。
良い奴である事は間違いないのだが、いかんせん空気が読めないところがある。
いくら彼が気の置けない友人であったとしても、放課後センカを遊びに誘ったら断られたから朝教室で2人だと気まずいかなー、なんて考えてたら遅刻したとは言えない。
その後なんとかススキを撃退しセンカに声をかけるタイミングを伺っていた。
3時間目が終わった休み時間その日センカは日直のようで、授業で使った教材を準備室に片付けて置くように頼まれていた。
ここしかないと思い「僕に手伝わせてよ」とセンカに声をかけた。