Sweet moments ~甘いひと時~
彼女を思い浮かべてながら飲んだコーヒーのお陰で少しスッキリとした。
冴えた頭で、書類に目を通しパソコンを叩く。
今している案件も大詰めで、これが終われば少しゆっくりになる。
そうなったら、彼女に会いにCLUB nectarへ行こうと考えていた。
客として会いに行くしか、今は出来ない。
だが、そうすればいつも以上に彼女を近くで見る事も出来るうえに、もっとゆっくり会話も楽しめるだろう。
あわよくば、また彼女の柔らかな肌に触れる事も出来るかもしれない。
そう思うと、パソコンを叩く手も早くなる。
早く仕事に区切りがつけば、早く彼女に会いに行ける。