Sweet moments ~甘いひと時~
突然の告げられた想い
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こんなつもりじゃなかった。
ぐったりと死んだように眠る彼女を見て、深い溜息をついた。
彼女を解放したのは、つい数分前で時計を見ると朝の7時すぎだ。
普段の彼女なら今頃、ケーキを焼いて開店の準備をしている時間だろう。
1日も休まず営業している事を思うと罪悪感が押し寄せた。
いつ目が覚めるか分からないこの状況では、今日は営業は無理だろう。
それに身体も随分と無理をさせた。
「んっ、、、。」
寝返りを打つと、彼女に掛けていたシーツがはだけて透き通るような肌に幾つもの赤い痕が目に入る。