Sweet moments ~甘いひと時~
結局、彼と生きる世界が違いすぎるのだから。
ちゃんとそれは弁えている。
そんなある日、いつもの時間に真剣な目をしてSweet moments訪れた彼。
「いらっしゃいませ。お仕事お疲れ様です、彰さん。」
他にお客様がいないのを確認して彼の名前を呼ぶと、優しく微笑んでくれる彼が何故が今日はニコリともしない。
それが怖くなってもう一度名前を呼ぶ。
「彰さん、、?どうかされました?」
「舞華さん、今日はお願いがあってきました。理由は聞かずに夜、一緒に行って欲しい所があるのです。」
「え?夜ですか?でも夜も仕事が、、、。」
「その件なら既にCLUB natureのオーナーに話はつけてあります。今日は夜の仕事は休んで私と一緒にきてくれませんか?」