Sweet moments ~甘いひと時~
身体を反転され、彼と向かい合う。
「間宮さんからのハード過ぎる引き継ぎはもう完了していますし、少し時間にも余裕ができます。貴方とゆっくりと過ごす時間も今以上に取れます。だから、私と一緒に帰りましょう?」
そんな不安そうな顔を見たら、嫌だなんて言えない。
「、、はい。」
そう返事をすると、指と指が絡み合わされて恋人繋ぎをされた。
「ありがとうございます。これまで以上に貴方を大事にします。ですからちゃんと私を見て下さい。」
「はい、、、。」
その日はそのまま彼の部屋に戻り、朝のアラームが鳴るまで抱きしめられて眠った。