バイバイ☆ダーリン 恋心編 番外編完結しました
『君達、何やってるのかな?』
ツツツと近寄って、直ぐさま美桜の隣をキープして、バイト同士の恋愛禁止って言ったよね!と、あたかも本当に禁止事項に入っているかのように、そのバイト君に畳み掛けると、お疲れ様でした~と彼は去って行った。
この後どうしたらいいんだなんて理人が考える時が来ようとは、誰が思っただろう。
かつてのモテ男も形なしである。
とにかく、彼女と話をせねばと必死になっている理人が、何だかとても年上の男性には見えないくらい可愛くて、思わずフフフと笑んでしまう美桜のその笑顔に、グッと来てしまった理人であった。
あれ?もしや美桜は、小鹿を装う天然の人たらしではないのか。
まあ、立場が逆転するのも良いじゃあないか!少し前まで女たらしだった理人には、良い刺激になるだろう。
『ごめんなさい。理人さんに失礼なことを…』
と、あわあわしている美桜が小さな子供のようで放っておけないと思わされた理人は、直ぐに行動に出た。
『美桜さん、俺と付き合ってください』
中学生レベルの告白をして、こちらの男もわたわたしていて困ったものだが、何とか通じたようだ、言葉だけは。
『あの、さっき、恋愛禁止って…』
ツツツと近寄って、直ぐさま美桜の隣をキープして、バイト同士の恋愛禁止って言ったよね!と、あたかも本当に禁止事項に入っているかのように、そのバイト君に畳み掛けると、お疲れ様でした~と彼は去って行った。
この後どうしたらいいんだなんて理人が考える時が来ようとは、誰が思っただろう。
かつてのモテ男も形なしである。
とにかく、彼女と話をせねばと必死になっている理人が、何だかとても年上の男性には見えないくらい可愛くて、思わずフフフと笑んでしまう美桜のその笑顔に、グッと来てしまった理人であった。
あれ?もしや美桜は、小鹿を装う天然の人たらしではないのか。
まあ、立場が逆転するのも良いじゃあないか!少し前まで女たらしだった理人には、良い刺激になるだろう。
『ごめんなさい。理人さんに失礼なことを…』
と、あわあわしている美桜が小さな子供のようで放っておけないと思わされた理人は、直ぐに行動に出た。
『美桜さん、俺と付き合ってください』
中学生レベルの告白をして、こちらの男もわたわたしていて困ったものだが、何とか通じたようだ、言葉だけは。
『あの、さっき、恋愛禁止って…』