波に空に君に。
「俺…そのあと調べたんだ。椿の花。」
あ。あたしと一緒だ。
あたしもあのあとパソコンで調べたんだっけ。
乙女椿がきれいだったんだよね…
「で、学校行ってー
廊下歩いてたらちょうど波ちゃん俺達の前通ったから俺の友達に聞いたんだ…
『なぁ。あの、いま俺たちの前歩いてる奴の名前知ってる??』って。
そしたら
『今まえ歩いてる奴??ああ。波斗?』
ってゆってたから。
へぇー。波斗ってゆーんだぁ。っと思って!
俺、それからずっと好きだった。波ちゃんのこと…」
「へぇ…」
いきなり蒼馬はあたしを抱き寄せた。
あたしは温かい蒼馬の胸の中で目を閉じた。
「…いいよ。」
「ん?」
あ。あたしと一緒だ。
あたしもあのあとパソコンで調べたんだっけ。
乙女椿がきれいだったんだよね…
「で、学校行ってー
廊下歩いてたらちょうど波ちゃん俺達の前通ったから俺の友達に聞いたんだ…
『なぁ。あの、いま俺たちの前歩いてる奴の名前知ってる??』って。
そしたら
『今まえ歩いてる奴??ああ。波斗?』
ってゆってたから。
へぇー。波斗ってゆーんだぁ。っと思って!
俺、それからずっと好きだった。波ちゃんのこと…」
「へぇ…」
いきなり蒼馬はあたしを抱き寄せた。
あたしは温かい蒼馬の胸の中で目を閉じた。
「…いいよ。」
「ん?」