私とあなたと探偵と暴走族
そんな思いを抱えながら洗い物をしてリビングを片付けた



そして、冷蔵庫に入っている茶菓子を見つけたのでそれを2人のところへ持っていった



客間の近くを通った時に聞こえた声



真『お姉さんってどうして彼氏の日高さんにも距離を作っているんだろうね』



真くん気づいていたの?



零央『どうしてだろうね


それは僕にもわからない


だけど少なくともそれがあの子の闇の部分なんだよ


誰にだって闇ぐらいあるものだよ』




零央さん...



真『でもさぁ、2人とも既に結婚が決まってるんでしょ?ならせめてそれくらい話してくれてもいいのにね』



真くんの言う通りね



話さないといけないのよ



だけど...



零央『でもね真くん、その闇の原因が男ならいくら婚約者でも打ち明けるのには相当の勇気がいるんだよ』



零央さん、そんなことまで気づいていたなんて...



ってか、時間そろそろやばいじゃん

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