課長、サインを下さい!~溺愛申請書の受理をお願いします。
食事の後、片付けを進んでやると言ってくれた雄一郎さんに甘えて先にお風呂頂いた。私と入れ替わりにお風呂に行った彼をソファーに座ってのんびりと待つ。
目の前にはキラキラと耀く夜景が広がっている。
先週の金曜日の夜に初めてここに連れて来られてから毎晩この景色を見ているけど飽きることなんてない。
「きれい…」
思わず口から言葉が漏れた。
「美弥子はホントにここからの景色が好きだな。」
ふわり、と甘いムスクの香りと共に後ろから抱きしめられる。
耳元で囁かれて、ゾクリと身を震わせた。
それに気づいているはずの雄一郎さんは、私の耳に更に口づけるように唇を寄せて
「俺はこの景色を見ている美弥子を見るのが好きだけど」
ちゅ、っと音を立てて私の耳朶にキスをする、その彼の髪の先から滴が落ちて私の首筋を濡らした。
「ゆ、ゆうい、ちろうさん…髪乾かして。」
ゾクゾクと背中を這う甘い痺れに囚われる前に、何とか彼を押しとどめようとする。
「大丈夫」
ソファーの背もたれ越しに私を後ろから抱きしめている彼は、そのまま私の首筋に落ちた滴ごと吸いついた。
「や、ちょっと待って…」
「今日もいっぱい待ったから無理…。」
拗ねた子どもみたいな言い訳をして、続行しようとする彼に流されそうになる。
それでも彼から離れようと身を捻ると、私の眼鏡を素早く取り去った。そして覆いかぶさるように唇を奪われる。
「ん、んん~!」
口を塞がれたまま抗議の声を上げるけど、聞こえてないみたいに口づけが激しくなる。何とか離してもらおうと彼の押してみるけどビクともせず、逆に手首を掴まれてしまう。
目の前にはキラキラと耀く夜景が広がっている。
先週の金曜日の夜に初めてここに連れて来られてから毎晩この景色を見ているけど飽きることなんてない。
「きれい…」
思わず口から言葉が漏れた。
「美弥子はホントにここからの景色が好きだな。」
ふわり、と甘いムスクの香りと共に後ろから抱きしめられる。
耳元で囁かれて、ゾクリと身を震わせた。
それに気づいているはずの雄一郎さんは、私の耳に更に口づけるように唇を寄せて
「俺はこの景色を見ている美弥子を見るのが好きだけど」
ちゅ、っと音を立てて私の耳朶にキスをする、その彼の髪の先から滴が落ちて私の首筋を濡らした。
「ゆ、ゆうい、ちろうさん…髪乾かして。」
ゾクゾクと背中を這う甘い痺れに囚われる前に、何とか彼を押しとどめようとする。
「大丈夫」
ソファーの背もたれ越しに私を後ろから抱きしめている彼は、そのまま私の首筋に落ちた滴ごと吸いついた。
「や、ちょっと待って…」
「今日もいっぱい待ったから無理…。」
拗ねた子どもみたいな言い訳をして、続行しようとする彼に流されそうになる。
それでも彼から離れようと身を捻ると、私の眼鏡を素早く取り去った。そして覆いかぶさるように唇を奪われる。
「ん、んん~!」
口を塞がれたまま抗議の声を上げるけど、聞こえてないみたいに口づけが激しくなる。何とか離してもらおうと彼の押してみるけどビクともせず、逆に手首を掴まれてしまう。