脱出可能枠は一つだけ
ま、そりゃ誰も知りませんよね・・・・・・
うーん、と4人で唸る
「困っている人・・・・・・ねぇ」
現在進行形であたしたち、困ってんだけど
「助けてもらう人が、必ずしも困っているとは限らない」
ぼそっと、美月が呟く
へ?今、なんと言いました?
助けてもらう人が、必ずしも困っているとは限らない?
どゆこと?
「単純に、命に関わることなれば、ただ"死"の恐怖からなるもの」
・・・・・・ごめん、わかんない
でも、なんとなーくわかった
助けて欲しい方は、恐怖から"助けて欲しい"と思ってる・・・・・・ってこと?
「そう。結月にしては上出来」
あたしにしては・・・・・・ってなによ!
ま、美月が褒めてくれただけいいか
「なあ」
「「「ひゃあ!」」」
後ろから急に声をかけられて驚く3人(あたし、聖歌、美結)
美月だけ沈黙
振り返ると、そこには飛翔がいた
遅れて陽介も到着
「な、なんだ。飛翔か・・・・・・」
「なんだとはなんだよ」
ムスッと膨れてみせる飛翔
写メ撮りてぇ!
「はあ・・・・・・早いな、飛翔」
「陽介が遅いだけだろ」
「そうか・・・・・・?これでも早くなったんだが」
「それでか?友也にはかなわねぇよ?」
友也という名前を出した瞬間、ふっと空気が淀む
どこいったのかな・・・・・・みんな
沈黙がながれて、気まずくなったその時
タッタッタッタッ・・・・・・
「!来る!」
うーん、と4人で唸る
「困っている人・・・・・・ねぇ」
現在進行形であたしたち、困ってんだけど
「助けてもらう人が、必ずしも困っているとは限らない」
ぼそっと、美月が呟く
へ?今、なんと言いました?
助けてもらう人が、必ずしも困っているとは限らない?
どゆこと?
「単純に、命に関わることなれば、ただ"死"の恐怖からなるもの」
・・・・・・ごめん、わかんない
でも、なんとなーくわかった
助けて欲しい方は、恐怖から"助けて欲しい"と思ってる・・・・・・ってこと?
「そう。結月にしては上出来」
あたしにしては・・・・・・ってなによ!
ま、美月が褒めてくれただけいいか
「なあ」
「「「ひゃあ!」」」
後ろから急に声をかけられて驚く3人(あたし、聖歌、美結)
美月だけ沈黙
振り返ると、そこには飛翔がいた
遅れて陽介も到着
「な、なんだ。飛翔か・・・・・・」
「なんだとはなんだよ」
ムスッと膨れてみせる飛翔
写メ撮りてぇ!
「はあ・・・・・・早いな、飛翔」
「陽介が遅いだけだろ」
「そうか・・・・・・?これでも早くなったんだが」
「それでか?友也にはかなわねぇよ?」
友也という名前を出した瞬間、ふっと空気が淀む
どこいったのかな・・・・・・みんな
沈黙がながれて、気まずくなったその時
タッタッタッタッ・・・・・・
「!来る!」