Home * Love 〜始まりは、キス〜
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「パパ…ママ…うわぁぁぁぁん」
「ゔ〜〜〜………」
両親がリビングに入った瞬間。
たろちゃんと多実ちゃんは、
今までの寂しさを表すように
声をあげて泣く。
そんな2人を両親は涙を滲ませながら
抱き締める。
「ごめんね………」と、
何度も言いながら。
梅田さんは遠慮がちに
リビングの隅で泣いている2人を
見つめていて。
この顔は、何かを決意したような
そんな顔だった………
「お父さん…お母さん…
、
どうして私達を
置いていったの………?
自分達だけで、勝手な事ばかり」