Home * Love 〜始まりは、キス〜



*****


「愛里…………私…」

ここは、学校の近くにある
いつもの洋食屋さん。

今は
お昼にはちょっと早い時間で。



アイスティーを飲みながら、
勇気を出して愛里に言ってみた。

「キス………しちゃった…」




きっと、怒られるのは当然で…

もしかしたら
幻滅されちゃうかもしれない…


時間が経つ度に、
私は苦しくなっていった。

彼女がいる人と
キスをしてしまったんだ………


「…鈴はどうしたいの?」

愛里は険しい顔をしながら
重く、口を開いた。



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