Home * Love 〜始まりは、キス〜




私を………好き………?


なんで………?

どうして………?


私は梅田さんに、
ちゃんと本当の気持ちを伝えたのに。

梅田さんは偽りの想いを私に言う。


酷い………………



「梅田さんの嘘つき…
だって由夏さんがいるじゃない」

私は梅田さんの胸を押して、離れた。






由夏さんを100%
愛しているんでしょう?


「由夏とは、ちゃんと話するから…

鈴が向こうに行っている間に…
ちゃんと話して、別れるから。」


「別れるって………!」





「本気だよ?
鈴がこっちに戻ってきたら…俺の彼女になってくれる?」

梅田さんの真剣な眼差しが
真っ直ぐ私に注がれていて。


「梅田さん…よく分からないよ…
梅田さんの考えてる事が全然分からないっ!

昨日だって…由夏さんの事
100%好きって言った!」

思わず声が大きくなる私。


「昨日までは━━━」



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