Home * Love 〜始まりは、キス〜
・壁越しに2人で泣いた…
2人でソファーに座りながら、
寄り添う。
指を絡ませ…手を繋ぎ。
ドキドキドキ………
高鳴る胸の鼓動。
静まり返る、真夜中の部屋。
「梅田さん…もう一度…キスして?」
「全く…キス好きの困った鈴ちゃん。
今日は寝れなくなっちゃうよ?
………なんてな。
出来れば、今はそういうの避けたい。」
梅田さんは苦笑しながら言う。
「わ…分かってます……
でも、キスだけ……」
私がそう言うと、梅田さんは私の頭を抱え、引き寄せ
キスをした━━━…
そのキスは深くなっていき、
「ん……………」
壊れた歯車のように止まらなくなる。
キスは
次第に下へと下がってきて。
耳から首筋へ…………
「……………っ!」
徐々に熱を帯びていく体。
もぅ、私の瞳には梅田さんしか映らないの。
首筋にキスを落としながら、私の服に手をかけた時だった。
リビングのドアが開いたのは。
「………貴…也…さん……」
「………由………夏………」