Home * Love 〜始まりは、キス〜
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ジュワワワワ……………
香ばしく焼ける音。
焦げたソースの匂い。
「わぁ、美味しそう〜」
目の前にある料理に
私の目はキラキラと輝いている。
梅田さんが
作ってくれたお好み焼きは。
キャベツとお肉も魚介類も
たっぷり入った男のお好み焼きで。
見た目からして美味しそうなのです。
「もう、大丈夫じゃん?」
そう言いながら梅田さんは
お好み焼きを切り分けて
お皿の上にのせてくれた。
「ありがとうございます…」
「じゃあ、食べようか………」
「はい」
「「いただきます〜」」
私は熱々のお好み焼きを
一口、食べた。