Home * Love 〜始まりは、キス〜





「〜〜〜〜〜っ!」


外はカリッとしているのに
中はふわっとなっていて。

キャベツの歯応えもしっかりしている。

それにお肉と魚介の旨味と食感が加わり………

お店で食べるお好み焼きより
美味しく感じた。


言葉が出ないっとこういう事なんだね。




「どう?」

梅田さんの問いかけに、私は
大きく口をもぐもぐさせながら

何度も頷いた。



******




「ごちそうさまでした〜」


美味しくお好み焼きをいただき

私は幸せな気持ちでいっぱい。



梅田さんと一緒に
ごはんのお片付けをしている時。



梅田さんが私に訊ねてきた。

「鈴ちゃん、
そういえば明日どこ行くの?」


「ん〜とねぇ……………」



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