御曹司くんに再会したら溺愛されました

「里奈、大丈夫?」

晴生は、私をソファーに座らせて、水を飲ませてくれた。

「大丈夫。
晴生、ありがとう。」

私は、しつこい宇野係長から救い出してくれた晴生が、愛しくてたまらない。

「晴生」

私が呼ぶと、晴生は隣に座った。

「何?」

私は晴生の首に腕を回して、晴生にキスをした。

驚いた晴生は、一瞬、目を見開いたが、そのまま私の後頭部に手を回して、私をソファに横たえた。

晴生から、深くて激しいキスが降ってくる。

「ん、はる…き………」

晴生の唇が、首筋からだんだん下へ下りてくる。

「里奈、愛してる。」

< 127 / 183 >

この作品をシェア

pagetop