御曹司くんに再会したら溺愛されました
晴生…
ありがとう…
「はい!
どっちから、告白したの?」
「俺からに決まってるだろ?」
「里奈先生は、すぐにOKしてくれたの?」
「まさか!
難攻不落の城かと思ったよ。」
「どうやって口説き落としたの?」
「押しの一手かな?」
もう限界…
恥ずかしすぎる…
私は、晴生のシャツをそっと引っ張った。
晴生は、私に視線を落とすと、
「質問タイム終了!
同窓会なんだから、中学の頃の話とか、
みんなの近況とか話そうよ。」
と言った。