俺はお前がいいんだよ!!
上司はドSな年下
朝会で紹介された。

本社から移動してきた

佐伯暁人ーサエキアキトー俺のふたつした、部長だ、

周りの女子からの人気はすごい。

そうだな。会社の案内をしてくれと俺を見る係長。

よろしくと肩を叩かれる。

え、俺?と思い佐伯部長を見る。

よろしくお願いします。立花くんと目の前で微笑む。

よろしくお願いします。佐伯部長と微笑み返す。

案内しながらも気になるとこありますか?と
聞くと特に興味無さそうにあぁという。

さっきの優しい顔が嘘みたいだ。

定時もすぎてる為誰もいない会社。

なげーんだよ。いつまでダラダラ会社案内してんだよ。

仕事もおせーのか?あぁ?

と、睨まれる。いや、びびってねーし。

年下だぞ?小生意気なと思いながらも

すみませんと謝る。勇気なんてない。

いつも一歩後ろに下がってしまう。

めんどくせ。帰るといい先に帰ってしまった佐伯部長。

はぁーー。と大きな溜息をつき俺も帰ろうと会社を出る。

次の日

佐伯部長のホントの姿を知らない女子達は騒いでる。

スーツを着こなしスマートに歩きながら入ってくる佐伯部長。

女子に囲まれながらもおはようございますという。自分が社内の年下ということもあり敬語を使ってる佐伯部長。

俺の前だ立ち止まり微笑む

昨日は、遅くまでありがとうございます。

といい、オフィスに入ってしまった、

いいなー。かっこいい!

という声があるなか係長がほらしごとにもどれ!に渋々席につく女子達。

昨日のはなんだったのだろうかと考えてしまう俺。

周りに行っても信じねーよなぁ……。

ガラス越しに見える佐伯部長の仕事姿は女子からもひそひそされてるし、

男の俺でもドキッとくる。


ー休憩

たーちばな!飯いこーぜ!飯!今日はさ鰻とかどう?

こいつは安藤

同僚で、昼飯をよく一緒に行く

元気で人懐っこい。

そこに肩をトンっと佐伯部長だ。

立花さんこの資料なんだけど、

内容に誤字があったから訂正してくれますか?

[はい!すみません!]

佐伯部長敬語は辞めてくださいよ!

「そんな訳には行きません。部長と言っても年は下なので……」

構いませんよ!その方がスイッチ入るので、ぜひ仕事中だけでも!っと

楽しそうに安藤と話してる部長

遠慮なくと敬語を取る佐伯部長。

なんだろ。俺は女が好きなんだよな……。なんだ。とこのもやもやにはまだ気づかない。


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