嫌いな君を好きになる……
「桜ちゃん、大好き~」

晴輝が、両手を広げて飛び付いて来た。


「きゃっ、晴輝くん!!」


バシッ


俺は迷わず晴輝の頭を殴った。


「いてーな、何すんだよ~」


晴輝は少し涙目になり睨んだ。


「人の女に手出すな‼」


「「「人の女????」」」


「「「えっ!!!!!!」」」


数秒間考えた三人は、叫んだ。


「いつからいつから~」



晴輝が慌てる。


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